消費者金融やカードローンの広告と同じぐらい最近よく目にするのが過払い金請求の広告です。広告主は弁護士事務所や司法書士事務所です。
そもそも過払い金とは、本来は支払わなくて良かった金利を余計に金融会社に支払っていたことによるお金です。余分に支払っていたお金なので、もし自分の借金が過払い金請求の対象であれば、金融会社に対して返還請求を行なうことができるのです。
但し、過払い金の請求には「借金完済後10年以内、または最終取引から10年以内」という取り決めがあるので、該当しているかどうかを調べる必要があります。
いわゆる時効のようなもので、もし10年を過ぎてしまうと過払い金が発生していたとしても金融会社に対して変換請求することはできなくなります。他にも過払い金は借入を開始した時期がいつかということも大事です。
2010年6月17日以前に借入を開始した契約でない場合は過払い金は発生しないのです。要はグレーゾーン金利が消滅した日付よりも以前に取引を開始した場合が対象となるためです。
つまり過払い金とはいわゆるグレーゾーン金利の部分を支払っていた人がその分を返還請求できるというシステムです。そのためグレーゾーン金利が撤廃されてから取引を始めた人はそもそも過払い金自体が発生することはありません。
過払い金相談を弁護士に依頼する際の注意点

さてそんな過払い金ですが、過払い金を請求する場合はどこに依頼すればいいのだろうか。
一般的にはこうした案件は弁護士または司法書士事務所に依頼することになります。もちろん弁護士や司法書士事務所ならどこでもいいというわけではありません。
確かにどこでも仕事として依頼を受けてくるかもしれませんが、特に過払い金の案件についてはある程度の経験と実績があるところのほうが圧倒的に返還される可能性が高いからです。
いくら法律的に過払い金が発生していると言っても必ずしも言われたとおりに返還してくれるとは限りませんので、過払い金案件を専門に取り扱っているところのほうが成功率は高いと言えるでしょう。できるだけ過払い金請求に強い弁護士・司法書士を選ぶようにして下さい。
ちなみに過払い金請求はこうした法律事務所を通さずに自分でやることも可能です。ネットで調べると自分で過払い金請求をやった人のブログなどを見ることができますが、かなりレアなケースです。
というのも手続きがかなり面倒なのと裁判所にも時々行かないといけないこと、そして何よりも個人相手の場合は相手の金融会社にも舐められてしまう可能性が高いからです。結果として戻ってくるはずのものが返還されなかったりといった事態も起こりますので、手数料を払ってでも専門の法律事務所に依頼したほうが無難だと思います。
過払い金の相談はどのような費用相場なのか

過払い金返還請求の依頼を弁護士や司法書士に依頼する場合どうやって選ぶのが良いかは非常に難しいところです。
一番いいのはネットの口コミやランキングなどを参考にする方法ですが、できれば自宅や職場近くの行きやすいところのほうが何かと相談はしやすいのではないでしょうか。
気になる費用なども過払い金請求に関しては最初は無料相談をしてくれるところも多いです。というのも過払い金の場合は、着手金等が不要で成功報酬を掲げているところが多いためです。
通常は弁護士に何かを相談する場合は、30分5,000円~8,000円程度の相談料が発生することが多いですし、何かを依頼した場合は着手金が必要になるのが普通です。
ですが、過払い金請求の場合はうまく行った場合には数十万円から場合によっては数百万円以上が返還されることも少なくありません。報酬はここから支払われるため、依頼する側は一銭もお金がかからないことが多いです。
そういうこともあって相談だけであれば無料で受けてくれるところが増えているということです。そもそも過払い金請求を考えている人は借金まみれの人も多いため、そうやすやすと弁護士費用を払えない人がほとんどですから、こうしたシステムは借金のある人からすれば非常にありがたいと言えるでしょう。
これから過払い金請求をする方へ
ここまで読んでもしかしたら自分も過払い金請求の対象になるかもと思った人は迷わずまずは相談してみることをおすすめします。
そもそも相談だけなら無料ですし、もしかしたら今の借金がゼロになるだけでなくお金まで帰ってくるかもしれません。まさに地獄から天国へ一気に人生が好転する可能性もあります。
特に長年に渡って借金を続けているような人はぜひ問い合わせてみるべきでしょう。借金の期間が長ければ長いほど、それだけ多くの金利を支払っているはずです。そうなれば返還される金額も大きくなりますので、長年借金に苦しめられている人は人生を変えるチャンスとも言えるかもしれません。


